日本IBMとIBMビジネス コンサルティングサービス(IBCS)は5月11日、無線ICタグ(RFID)を使ったシステムの構築支援サービスを提供すると発表した。さらに、同サービス用のシステム検証施設として、日本IBMの大和事業所内(神奈川県大和市)に「RFIDソリューションセンター」を開設した。
両社は、RFID導入戦略の策定からシステム開発、パイロット計画策定と実施、本格導入と展開までを支援する「RFID総合導入支援サービス」と、2日間のワークショップを通じてRFID導入案を作る「クイック診断サービス」という2種類のサービスを用意する。
RFIDソリューションセンターでは、欧米の最先端事例のデモンストレーションを行うほか、システム設計/実装サービス、開発支援サービスなどの提供を予定している。さらに、アンテナ性能、障害物による影響、さまざまなノイズの影響など、アンテナやタグの特性評価/シミュレーションも行える。
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