日商エレクトロニクスは4月9日、海外からのウェブアプリケーションへのアクセスを高速化するサービス「ネットライトニング」を同月より提供すると発表した。同サービスは、米Netliの開発したNetliプロトコルを使用し、TCP/IP処理の無駄を省くことで通信そのものを高速化する。
ネットライトニングは、国内にある既存のウェブシステム環境にアクセスポイント機能を提供するサーバマシンを設置し、「DNSの設定を変えるだけで海外からのアクセスでも国内とほぼ同じ応答時間を実現する」(日商エレ)。NetliプロトコルでTCP/IP通信自体を高速化するので、キャッシュベースのソリューションでは難しい動的なウェブサイト/アプリケーションにも効果がある。
国内にあるサーバから世界中への配信が可能になることから、これまで海外に分散配置していたウェブシステムを統合することで、コストも削減できるという。
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