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MySQL、自社データベースソフトにハイエンド機能を追加

2004/03/16 20:39
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 MySQLは来月、自社のデータベースソフトへのハイエンドの機能追加を発表する予定。この新しい機能により、あるインスタンスに障害が発生しても、他の複数のインスタンスがそれを引き継げるようになる。

 「MySQL Cluster」という名のこのソフトウェアは、通信機器メーカーのEricssonが開発し、昨年10月にMySQLに売却したNDB Clusterというソフトウェアを元にしたもの。MySQLのマーケティング担当バイスプレジデント、Zack Urlockerによると、同社はこの製品の新製品を、米国時間の4月14日から16日まで開催される同社のユーザーカンファレンスで発表するという。

 データベースやオペレーティングシステム(OS)、アプリケーションサーバなど、いわゆる高可用性(アベイラビリティ)が求められるソフトウェアは、ネットワーク上にある複数のバージョンの動作状況を監視している。そして、あるインスタンスに障害が発生すると、他のインスタンスがこれに取って代わる。このプロセスは「フェールオーバー(failover)」と呼ばれている。

 「この新機能は、企業の基幹となるアプリケーションで、1秒以内のフェールオーバーを実現する」とUrlockerは述べた。この1秒以内という時間は、あるシステムで障害が起きてから、別のシステムがそのタスクを引き継ぐまでの時間を指す。同社によれば、この技術は互いに監視関係にある32ノードのクラスターで動作することが実証されているという。

 一部の調査会社は、MySQL製品が今後メインストリームで利用される製品となり、プロプライエタリなデータベースを販売するIBMやOracle、Microsoftに圧力をかけるようになると見ているところもある。ハイエンドの機能を追加は、すでにクラスタリング機能を提供している主要ベンダーとの競争を優位に進めるためにMySQLが進める計画の一部である。

 MySQLはこのほか、Stored Procedureのサポートも追加する。この機能は、プロプライエタリなデータベースばかりでなく、競合するPostgreSQLやFirebirdなどのオープンソースデータベースでもサポートされているものだ。

 Urlockerによれば、Stored Procedureのサポートは、現在初期のテスト段階にあるMySQLバージョン5に含まれるという。

 MySQLは、ドイツの大手ソフトウェアベンダーSAPとの提携関係を通じて開発・販売している「MaxDB」というデータベースソフトに使われているStored Procedure機能を転用したと、Urlockerは述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向け に編集したものです。

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