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SCO対IBM--米地裁判事、両社にさらなる情報公開を求める

2004/03/04 20:33
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 LinuxおよびUnixをめぐって法的な争いを続けるSCO GroupとIBMの両社に対し、米地裁の判事がさらに情報を公開するよう命じた。この情報のなかには、SCOの知的所有権が侵害されたと同社が主張するコードも含まれる。

 ユタ州の米連邦地裁から出された裁定のなかで、Brooke Wells判事は、SCOに対して、同社のプロプライエタリなUnixのコードをIBMがLinuxに流用したとする訴えに関して、同社が充分な情報を公開していないと述べた。その結果、同判事はSCOに「IBMが、AIXもしくはDynixのどちらかから、Linuxに流用した疑いのある全てのコードを特定し、提出する」ことを求めた。AIXとDynixは、共にIBM版のUnixである。

 また、同判事は昨年12月の命令を繰り返して、SCOに対し「所有権があると主張する全てのLinuxコードを特定する」ことも求めた。さらに、IBMがAIXとDynixで派生物をつくるにあたって使われ、その結果Linuxに流用されたUnix System Vのコードを特定することも求めた。

 同時に、同判事は裁判に先立つ開示プロセスにおいて、IBMが公開を要求された情報の猶予を解除した。同判事はIBMに対し、同社CEOのSam PalmisanoおよびLinux担当の幹部、Irving Wladawsky-Bergerの書いたメモの提出を命じた。

 IBMはこれ以外にも、非公開でLinuxに提供された全てのコードを特定するため、DynixとAIXの232件のファイルを含む広範な情報の提出を求められた(SCOには公に提供されたコードを全て特定するよう要求)。

 同判事は、IBMがLinux戦略に関連するすべてのメモ、報告書、その他の文書を提出しなければならないと述べている。さらに、IBMに対し、7200人の潜在的な証人リストを、最重要と見られる1000人に絞り込むことも求めた。

 この動きによって、Linuxの将来だけでなく、SCOが今週AutoZoneとDaimlerChryslerを相手に起こした訴訟にとっても重要と、多くの人間が考えている裁判が再び勢いを取り戻すことになった。

 知的所有権専門の法律事務所、Burns、Doane、Swecker & Mathisの訴訟グループを率いるDavid Schlitzは、「訴訟はいよいよ核心に入ってきた」と述べ、さらに「今後、SCOは具体的な情報を提出しなければならなくなるだろう」と付け加えた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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