ベリタス、Windows環境のストレージ管理ソフトを機能強化

 ベリタスソフトウェア(木村裕之社長)は2月23日、Windows環境におけるストレージリソース管理の標準化を実現するため、スペースの割り当て、ファイルブロック、レポーティングなどの機能を強化した「VERITAS StorageCentral 5.2 日本語版」を2月25日から出荷開始すると発表した。

 「VERITAS StorageCentral」は、業務上重要と判断されるファイルとそうでないファイルをポリシーに基づき管理し、必要と判断されるファイルのみを共有ストレージに保存することで、ディスクスペースを効率的に活用し、ストレージの増大を最小限に抑えることができる。今回の新バージョンでは、新たに「Windows Server 2003」と「WindowsStorage Server 2003(旧Windows Powered NAS)」をサポートした。

 主な機能強化点としては、スペースを割り当てる「ディスククォータ機能」では、

  1. ユーザーやフォルダ単位でサーバディスク要領を制限
  2. 新規ユーザー、フォルダを自動検出し、ポリシーを適用
  3. 警告による通知機能

 ――を行う。

 また、「ファイルブロック機能」は、拡張子やヘッダ、ファイルの内容に基づき、非業務ファイルの書き込みを制限する。

 さらに「レポーティング機能」では、

  1. 使用ディスクスペース、部門ごとの使用スペースなど、サーバの使用状況をレポート
  2. ユーザーに所有ファイルのレポートを送り、自主的なクリーンアップを促進
  3. レポート画面から直接、ファイルの削除

 ――などを行うことが可能となった。

 価格は、サーバ当たり1Tバイトまでの管理で21万9000円から。

ベリタスソフトウェア

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