ニイウス、日本IBMと協業し世界最大規模のグリッド環境整備、実用検証へ

 ニイウス(末貞郁夫社長)は2月16日、日本IBM(大歳卓麻社長)と協業し、次世代システムの実用検証プロジェクトを立ち上げると発表した。

 今回のプロジェクトにおいてニイウスは、自社内にグリッド/オートノミック・コンピューティングセンターを4月1日付で立ち上げ、

  1. 「IBM Grid ToolBox」
  2. アプリケーションサーバーソフト「IBM WebSphere Application Server」
  3. 情報統合ソフト「DB2 Information Integrator」
  4. システム管理ソフト「Tivoli」

 ――などのグリッドに対応したIBMソフトウェア群を導入する。

 また、

  1. Unixハイエンドサーバー「IBM eServer pSeries」
  2. Linux搭載のオープン・メインフレーム「IBM eServer zSeries」
  3. Linux搭載の「IBM eServer xSeires」
  4. オープンプラットフォームのIAサーバー群
  5. 大型ストレージシステム「IBM エンタープライズ・ストレージ・サーバー(ESS)」

 ――を複数台導入する。

 これによって、国内最大規模のグリッド/オートノミック・コンピューティング環境を準備し、IBMの先端技術支援を受けて将来必要となる先端SEの養成を開始する方針。また、沖縄県名護市の国際情報通信・金融特区および東京都のアット東京に設置するデータセンターに導入予定のシステムに応用できる技術を検証していく。

 同社が設備投資および必要な技術導入にかける予算は、当面1億円、最終10億円の規模になる予定。関連するビジネスは来期以降、2年後で200億円の規模になると見込んでいる。

 なお、あわせて、IBMアルマデン研究所と次世代ストレージシステム技術を大規模商業ユースに応用する共同研究の実施で基本合意した。

ニイウス
日本IBM

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