データクラフト、IT資産と企業内リソースの有効活用を実現するサービス

 データクラフトジャパンは、顧客企業のIT資産と企業内リソースの有効活用を実現するマネージドサービス「Assure」を1月から提供開始した。スタンダード/プレミアムの2つのサービスパッケージに加え、顧客企業のニーズに合わせたカスタマイズサービスを用意しており、04年度に約50件の受注を目指す。

 「Assure」は、「ITアウトソーシング」に対する市場ニーズの高まりに対応するため、同社の親会社であるデータクラフトアジアが03年10月から提供開始した包括的なITサポートサービス。アジア太平洋地域内に400人以上のベンダー認定エンジニアを確保しており、これらの専門技術者が、顧客企業の必要に応じたサービスを「SLA(サービスレベルアグリーメント)契約」に沿って提供している。

 また、主要ネットワーク機器ベンダーやセキュリティベンダーとのパートナーシップに基づき、各ベンダーのナレッジデータベースへのアクセス権をもっているため、最新かつより正確な技術情報に基づいたサービスを各顧客企業ごとに提供することができる。

 具体的なサービスメニューは、ネットワークおよびセキュリティインフラストラクチャを対象に、

  1. 稼動中のネットワーク機器およびスペアの機器の現状調査/監査と更新を行う「資産管理」
  1. コンフィグレーションの詳細なログレビューとコアネットワーク接続図を提供する「コンフィグレーション&アーキテクチャのレビュー(評価)」
  1. アーキテクチャ上の欠陥や、ネットワーク上の障害迂回ポイントの特定および経営層によるレビューと改善のためのネットワーク計画を行う「業務継続プランニングとレビュー」
  1. ネットワークの利用率の評価/検討を行い、最適な利用に向けた推奨を策定する「キャパシティプランニング」
  1. OS向けウイルス、ソフトウェアバグに対応するための“バグ駆除”診断サービスを提供する「OS管理」
  1. 必要に応じた専門技術者を提供する「エキスパートダイヤル」

 ──の6つ。

 同サービスを導入することで、顧客企業では、社内のITスキルの育成や日常のIT運用管理を自社で行う必要がなくなり、より重要な業務への社内リソースの再配置が可能になるとともに、ITリソースと投資効果の最大活用やTCO削減、さらには、ネットワーク運用管理における専門スキルの高い人材の確保が可能になる。

データクラフトジャパン

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