CA、ITサービス・マネジメント市場に本格参入

 コンピュータ・アソシエイツ(CA、三ッ森 隆司社長)は12月19日、「IT Infrastructure Library(ITIL)」をベースとしたITサービスマネジメント市場に本格参入すると発表した。「ITIL」は、企業のシステム運用部門が実施すべき業務手順、人材および体制、採用技術の選定と実装方法などについて定めたガイドライン。

 第1弾として、

  1. サービス・マネジメントのサービスサポート領域を構成する製品群をインテグレーションした「ITSM-BASE」
  2. ITSMを実践する技術者を養成する人材育成プログラム「ITIL実践コース」
  3. ITILのアセスメントと運用ガイドのコンサルテーションサービス

 ――の3つの要素を含む「ITSM-BASEソリューション」の提供を開始する。これによって、ユーザーはITサービスマネジメントの実装期間、工数を大幅に削減することができる。価格は、3要素あわせて1040万円から。

 同社では、引き続きITILフレームワーク全体を実装できる「ITIL/ITSMソリューション」を提供していく方針で、日本企業がITIL/ITサービスマネジメントを短期で構築し、IT投資効果の最大化、競争力の強化を早期実現することを支援していく。

コンピュータ・アソシエイツ

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