エルピーダメモリは、1GビットDDR2 SDRAMのサンプル出荷を開始した。同社が12月11日に明らかにしたもの。製造プロセスは0.10ミクロンルール。2003年10月に開発したばかりのメモリであり、開発段階のチップ試作を量産ラインで行う「ダイレクト開発」の導入により、短期間で製品化できたという。
サンプル出荷時の形態は、1GビットDDR2 SDRAMを18個搭載した2GバイトのレジスタードDIMMで、次世代サーバプラットフォーム向けモジュールとする。
同メモリの量産は、広島エルピーダメモリの300mmウエハライン、E300で行う。量産品の出荷開始は2004年前半の予定。
今後エルピーダメモリは、DDR2-667(667Mbps)など高速化を図るとともに、積層技術を適用することで、サーバ/ワークステーション向け4GバイトレジスタードDIMM、ノートパソコン向け2GバイトSO-DIMMなど、「業界最大容量のモジュールラインアップを展開していく計画」(同社)という。
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