モンタビスタとルネサステクノロジ、携帯電話向けLinux組み込みで提携

 米MontaVista Softwareとルネサステクノロジは11月25日、次世代携帯電話端末を対象に、Linux統合ソリューションの開発で提携したと発表した。また、モンタビスタはルネサステクノロジのパートナーシッププログラム「SH-Mobileコンソーシアム」に参加することも発表した。

 今回の提携では、ルネサンステクノロジの次世代携帯電話向けアプリケーションプロセッサ「SH-Mobile」に、MontaVista Linux Consumer Electoronics Edition(CEE)を採用する。CEE3.0は、携帯電話、PDA、デジタルTV、セットトップ・ボックス、ポータブルプレイヤーなどのコンシューマエレクトロニクス機器向けに設計されたLinux OSとクロス開発環境だ。

 CEEに対応したSH-Mobile製品は、2004年第1四半期にリリースされる予定だ。両社は、省電力機能などの携帯電話向けの要求に対応するべくCEEとSH-Mobileのチューニングを行っていく。

ルネサステクノロジのプレスリリース

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