日本電気株式会社(NEC)は11月21日、情報ポータル構築基盤「StarOffice21」を活用して宮崎市の「職員情報ポータル」を導入したことを発表した。職員情報ポータルを利用する職員は約1300人。Webベースのわかりやすい画面で、各職員が利用したい情報や業務システムにシングルサインオンですばやく到達することが可能だ。
職員情報ポータルの導入で、紙文書で数日かかっていた業務連絡を数時間から1日に短縮したほか、電子メールによる情報発信回数が1年前に比べて約3倍に増加するなど、情報伝達のスピードアップ、業務の効率化や質の向上などが図れる。また、電子キャビネットの活用により、市議会の一般質問に対する答弁書をはじめとする作成資料を全庁・部課内で参照することや、共同での資料作成することが可能になった。
宮崎市では、登録コンテンツの拡充、総合行政ネットワークとの連携をはじめ、電子市役所の実現に向けた取り組みを考慮しながら「職員情報ポータル」の発展を図っていく予定。NECは、宮崎市へのStarOffice21導入によりノウハウを得て、他の自治体へのStarOffice21導入を拡大していく方針だ。
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