NEC、自律型コンピューティング環境を実現するブレードサーバーシステム

 NECは、ブレード(基板型)サーバーを使ったシステムにおいて、新たにサーバー障害からの自動復旧や負荷に応じたサーバー構成の変更を行う自律型サーバーシステムを開発し、11月6日から販売活動を開始した。

 新製品は、サーバーハードウェアとして、

  1. 現行機種に比べ約22%低消費電力化を図ったインテル製サーバー用CPU「Xeon プロセッサ1.60GHz」を搭載したタイプ
  1. 現行機種に比べ約10%性能向上を図ったインテル製サーバー用CPU「Xeon プロセッサ3.06GHz」を最大2個搭載可能なタイプ

 ――の計2モデルを投入し、ブレードサーバー「Express5800/420Ma」のラインアップに追加する。

 また、サーバーソフトウェアとして、同社が提唱する「VALUMO」テクノロジーを適用した自律型ブレードサーバー統合管理ソフトウェア「SystemGlobe BladeSystemCenter」を新たに製品化した。

 これらのハードウェアとソフトウェアを組み合わせることで、障害発生時の予備ブレードサーバーへの自動切り替え、業務量に応じた最適なサーバー資源の自動割り当て、急なアクセス増加時の予備ブレードサーバーへ自動的な負荷分散など、自律型コンピューティング環境を実現するほか、運用管理者の負荷を大幅に軽減し、TCOの削減を可能とした。

 なお、ブレードサーバー「Express5800/420Ma」と、同ブレードサーバーを6台収納可能な「ブレード収納ユニット」を組み合わせた商品「ブレード収納ユニットセットモデル」(39万円)も、あわせて販売を開始した。

NEC

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