ソフォス(本社・横浜市、アラン・ブロデリック社長)は11月4日、2003年10月におけるコンピュータウイルスの報告数を集計した「月間トップ10ウイルス」を発表した。10月の「月間トップ10ウイルス」は以下の通り。
10月のトップ3ウイルスは、前月と同じ結果となった。マイクロソフトのサポートからのセキュリティパッチと偽った「Gibe-F」と「Dumaru-A」が報告数の36%を占め、コンピュータユーザーのマイクロソフトに対する信頼を脅かしている。
ソフォスでは、「メールやピアツーピア、チャットシステムなど全侵入ポイントでウイルスを阻止するためにも、クライアントマシンレベルで最新のウイルス対策を導入する」よう呼びかけている。
なお、IRC(インターネット・リレー・チャット)経由で感染したコンピュータにアクセスし、遠隔操作で制御するトロイの木馬「CoreFloo-C」が初登場した。Windows 32ウイルスが今年のトップ10を独占しているなか、月間トップ10ウイルスにランクインした2003年初のトロイの木馬となった。
なお、ソフォスが現在、検知・駆除対応を済ませているウイルスは8万5357件となっている。
また、同社では10月中に報告を受けたウイルス偽情報も発表した。ワースト5は以下の通り。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」