日本HP、企業向けネットワーク機器のギガビット対応を強化、新製品を一挙発表

ニューズフロント2003年10月07日 16時50分

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10月7日、企業向けネットワーク機器群HP ProCurve Networkingのギガビット対応を強化すると発表した。その一環として同社は、ギガビットLANスイッチ「HP ProCurve Switch 2800シリーズ」を発表するとともに、既存LANスイッチ製品へのギガビットモジュール導入などを行う。

 HP ProCurve Switch 2800シリーズは、HP ProCurve Switch 2824(10/100/1000BASE-T×20ポートと、miniGBICまたは10/100/1000BASE-Tを4ポート)と、HP ProCurve Switch 2848(10/100/1000BASE-T×44ポートと、miniGBICまたは10/100/1000BASE-Tを4ポート)の2モデル用意する。「全ポートがギガビットに対応するLANスイッチとしては、初めて高さ1U(4.4cm)のきょう体に最大48ポートを搭載する製品」(同社)。価格は60万円からとし、同日より販売を開始する。

 また同社は、既存スイッチ製品用のギガビットモジュールも発売する。各モデルの価格と販売開始時期は以下の通り。

  • HP ProCurve Switch 5300ギガビット・モジュール:70万円から。12月下旬の予定。
  • HP ProCurve Switch 4100ギガビット・モジュール:60万円から。12月下旬の予定。
  • HP ProCurve Switch 9300 10ギガビット・モジュール:856万8000円。同日。

 さらに、HP ProCurve Switch 4100シリーズのスイッチにギガビットモジュールを組み込んだ「HP ProCurve Switch 4100 ギガビット・モデル」についても明らかにした。価格は110万円からで、12月下旬に販売を開始する。

 そのほかの発表内容は以下の通り。

  • HP ProCurve Wireless Access Point 420WW:
無線LAN規格IEEE802.11b/gに対応するアクセスポイント。暗号化技術Wi-Fi Protected Access(WPA)や、IEEE802.3af準拠のPower over Ethernet(PoE)機能を備える。価格は11万3000円。同日より販売を開始する。
  • HP ProCurve Manager:
HP ProCurveスイッチなどを管理するためのソフトウェア。管理型のHP ProCurveスイッチ全製品に付属する。ネットワーク機器の自動検出とマッピングが可能。無線LANアクセスポイントにも対応している。

日本ヒューレット・パッカードのプレスリリース

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