東芝情報機器、ユーザーの「顔」で認証を行うソフト「顔deろぐおん」を発表

ニューズフロント2003年10月06日 15時28分

 東芝情報機器は10月6日、カメラから取り込んだユーザーの顔の画像を使ってパソコンユーザーの認証を行うソフトウェア、「顔deろぐおん」を発表した。発売は11月の予定。

 顔deろぐおんを使うと、パソコンに接続したUSBカメラ経由でユーザーの顔を認識させ、ログオン認証やスクリーンセーバーのロック解除などが行える。顔認証エンジンには、同社の開発したSmartFace Proを採用している。

 同社によると、「指紋認証と違い直接指などが機器に触れないので、心理的な負担がなく衛生的」という。また照合時の顔の画像を履歴として記録することから、不正発生時の調査に役立つ上、カメラの存在により不正行為そのものの抑止効果も期待できる。さらに、パスワードを忘れたり、ハードウェアキーを紛失したりといったトラブルが発生しないメリットもある。

 同ソフトウェアの主な仕様は以下の通り。

  • 最大登録人数:5名
  • アクセス履歴:100件(許可および不許可の総数)
  • 1ユーザー登録パターン数:最大4パターン
  • 機能:パソコンのロック解除
  • 照合方式:「1:N」方式
  • 画像サイズ:320×240ピクセル
  • 照合速度:約1秒
  • 対応OS:Windows 2000 Professional ServicePack2(日本語版)、Windows XP Home Edition/Professional(日本語版)
  • その他:別途USBカメラが必要

 ソフトウェア単体の価格は6980円。USBカメラとセットの場合は1万4980円とする。なお発売記念として、7980円のUSBカメラセットを限定2000個用意している。

東芝情報機器

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