DNPデジタルコム、「DNPインターネットデータセンター」でISMS認証を取得

 大日本印刷(DNP、北島義俊社長)の子会社ディー・エヌ・ピー・デジタルコム(DNPデジタルコム、西島寛治社長)は9月22日、DNPのインターネットサービスのインフラ拠点である「DNPインターネットデータセンター」において、「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度」の認証基準「Ver.2.0」を取得したことを発表した。

 「ISMS適合性評価制度」は、国際的に整合性のとれた情報セキュリティマネジメントに対する第3者適合性評価制度で、国内の情報セキュリティ全体の向上と、諸外国からも信頼される情報セキュリティレベルを達成することを目的に、日本情報処理開発協会(JIPDEC)が運用している。

 今回、DNPデジタルコムが取得した認証基準「Ver.2.0」は4月に制定されたもので、

  1. マネジメントプロセス導入による、ISMS運用プロセスが体系化
  2. ISO 9001:2000など他のマネジメント規格との整合性
  3. 経営陣の責任と関与の必要性の明確化による運用効果の向上
  4. リスクマネジメントにおける「Plan-Do-Check-Act(PDCA:計画・実施・点検・処置)」モデルの明確によるISMSの有効性の向上

 ──などの改善が図られている。

 「DNPインターネットデータセンター」は、企業のインターネットビジネスにおける課題に対し、耐震・防火・防災構造の施設環境と高度なセキュリティシステムでの管理・運用監視、さらには高速バックボーンとの接続などのインフラ、およびウェブサイトの企画・制作からシステム開発・構築までトータルなサービス提供を行っており、情報セキュリティの3要素である「機密性」、「完全性」、「可用性」を高いレベルで確保している。

 同社では、今回の認証基準取得によって、これらのサービスの安全性・信頼性をさらに確実なものにしていくとともに、顧客の情報セキュリティへの要求に応えるため、DNPとともに、情報セキュリティ管理の適応範囲の拡大および管理強化をさらに推進していく方針。

ディー・エヌ・ピー・デジタルコム
大日本印刷

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