NECソフトは9月22日、ロゼッタネット対応電子商取引システムEBPLACEを、中小企業向けにアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)サービスとして10月から提供開始すると発表した。
ロゼッタネットは、電子機器や半導体といった業界向けの企業間電子商取引(BtoB)標準仕様。NECソフトによると、「従来型EDIをすでに構築している企業にとって、ロゼッタネット対応環境を追加構築する投資は大きな負担になる」という。
EBPLACEでは、初期費用と月額利用料を払うことで、インターネット上でロゼッタネット対応を実現できる。ASPサービスを使うことから、自社システムを構築する必要がない。「システム導入や複雑な接続検証が不要で、保守費用など運用管理コストの削減が可能」(同社)。
同サービスで対応する標準技術は、ロゼッタネット実装規約(RNIF)、パートナーインターフェースプロセス(PIP)、ディクショナリー(ビジネス辞書、技術辞書)。
サービス利用料金は、初期加入料100万円、月額使用料3万円程度を予定する。
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