富士通の英国子会社、北アイルランド政府からシステム構築/運営契約を獲得

ニューズフロント2003年09月19日 15時10分

 富士通の英国子会社であるFujitsu Servicesが、北アイルランド刑事局から業務用ITインフラ構築/運営に関する契約を獲得したと、英国時間9月16日に明らかにした。契約期間は10年間で、総額3500万ポンド(約65億円)規模。

 この契約によりFujitsu Servicesは、北アイルランド政府の警察、検察、裁判所など複数の組織が共同で進めるCauseway Programmeに対し、各省庁官の情報共有の効率改善/行政プロセス強化を目的とするITサービスの設計/構築/運営サービスを提供する。「組織間を電子的に接続することで、一般情報の共有や、安全で迅速な訴訟事案データの転送が可能となる」(同社)

 なお作業はFujitsu Servicesが中心となって進めるほか、米Hewlett-Packard、米Microsoft、北アイルランドのMeridioからも技術者が参加する。

Fujitsu Servicesのプレスリリース(英文)
富士通のプレスリリース(Fujitsu Services発表リリースの要約)

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