日本オラクル、営業支援プログラムのサービスを拡充

 日本オラクル(新宅正明社長)は9月17日、ビジネスパートナーを対象にした営業支援プログラム「Oracle PartnerNetwork」のサービスを拡充することを発表した。

 「Oracle PartnerNetwork」は、独立系ソフトウェアベンダーやシステムインテグレータ、ハードウェアベンダーなどオラクル製品を取り扱う企業や、オラクル製品を利用してソフトウェアを開発・提供するビジネスパートナー向けの営業支援プログラム。

 「Certified Advantage Partner」、「Certified Partner」、「Member Partner」で構成されており、このうち、オラクル製品の再販権をもたないパートナーである「Member Partner」に対しては、各種ビジネス推進用ライセンスの無償提供や、専用ビジネスコールセンターによるプリセールス支援などの特典を提供している。

 同社では、06年5月期までに1000社規模によるパートナービジネスの展開を目指し、プログラムの導入以来、広く「Member Partner」の募集を行っており、現在までに全国約420社が「Member Partner」に加入、パートナーの合計は820社となっている。

 今回のサービス拡充は、さらなる「Member Partner」の増加と、Linux OSの普及を図ることが目的。具体的には、同プログラムの参加企業を対象に配布するソフトウェアキットに、通常6万円の「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1」の製品版を追加する。また、希望者に対しては、年額15万円相当のプロダクトサポートを6か月間無償で提供する。

 さらに、ミラクル・リナックス(佐藤 武社長)と協力し、Linux技術の浸透に向けて共同のセミナーやキャンペーンを行うなど、「Member Partner」への支援を実施していく予定。

日本オラクル
ミラクル・リナックス

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