インデックス、2次元コード使った電子入場チケットシステムを開発

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年07月18日 17時34分

 インデックスは7月18日、2次元コードと携帯電話を利用した電子入場チケット/展示会入館管理システムを開発したと発表した。日本青年会議所(青年会議所)が7月19、20日にパシフィコ横浜で開催する“サマーコンファレンス2003”の入場チケットとして採用する。

 2次元コードは、水平方向にのみに情報を持つバーコードとは異なり、垂直、水平の2方向に情報を持つ。このためバーコードの数十倍から数百倍のデータを表現できると言われている。

 インデックスは2002年から2次元コードを使用した電子チケットの開発に取り組んでいるが、今回開発したのは携帯電話を利用したシステム。デジタル化した2次元コードのチケットをメール配信し、参加者がこれを携帯電話に保存、壁紙設定などでモニター画面に表示し、会場に設置した専用読み取り機にかざすことで認証を行う。

 青年会議所はこれまで紙のチケットを利用してきたが、今回新たに入場管理を電子的に行うことで、次のことが可能になるという。

  • 来場者データ(プロフィール、行動状況)をリアルタイムで把握し、それをもとにした情報配信
  • 会場内におけるコンファレンスへの誘導
  • 来場者データの分析により、次回コンファレンス企画・立案へのフィードバック
  • 参加受付、チケット作成・郵送といった事務作業の簡略化
  • 不正入場の防止

インデックス

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