メトロワークス、パーソナルメディア、オムロンソフトウェアの3社は、GUIソリューションの提供に関して協力体制を敷いた。3社が7月8日に明らかにしたもの。
具体的には、パーソナルメディアが提供する開発プラットフォーム「T-Engine」向けに、メトロワークスのGUIツールキット「PowerParts」を移植する。組み込み機器開発におけるノウハウを持つオムロンソフトウェアが、開発とポーティング作業を担当する。
T-Engineは、携帯情報端末やネットワーク接続型の家電機器を開発するためのプラットフォーム。ユビキタス時代の開発プラットフォームとして標準化が進んでいるという。
一方のPowerPartsは、組み込みシステム用GUIフレームワークと、レイアウト用のRAD(Rapid Application Design)ツールで構成する。表示装置を備えた組み込みシステム機器向けに、効率よくGUIを開発できるという。
開発したGUIソリューションは、SuperH、ARM、MIPSなど、代表的なプロセッサのT-Engineプラットフォームに順次対応させる予定。これにより、「T-Engineプラットフォームの表示装置を利用したさまざまな組み込み機器を、迅速に開発できるようになる」(3社)。
なお、メトロワークスは今回の提携を機に、T-Engineの規格推進団体、T-Engineフォーラムに参加した。
メトロワークスのプレスリリース
パーソナルメディアのプレスリリース
オムロンソフトウェア
T-Engineフォーラム(英文)
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