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米でサーバ戦略を変更するNEC

2003/06/23 12:27
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 ニューヨーク発-- 米国で販売する耐クラッシュサーバの売上げ拡大を目指し、NEC新幹部が営業戦略の徹底的な見直しを計画している。

 NECではクラッシュに何度でも耐えられるようハードウェアを冗長化し、テストを徹底したソフトウェアを搭載した障害対応サーバの「ft」シリーズを販売している。しかし、NEC Solutions Americaのマーケティング担当上級副社長、Larry Sheffieldが当地で開催されたCeBit Americaトレードショーで明らかにしたところによると、これらのシステムは内容が見直される可能性があるという。

 「米国では新たなブランドを確立したい」(Sheffield)

 同氏によると、新しい名前によって「高可用性」(1つのシステムが障害を起こしても、別のシステムが処理を引き継ぐようグループ化されたサーバを指す用語)に焦点を当てたいという。NECの戦略が実現するのはこれとほぼ同じ概念であり、予備プロセッサなどのコンポーネントがバックアップとなって処理を引き継ぐ点だけが異なる。「フォールトトレラント」というコンセプトは、多くの顧客企業の間で、コストがかかり、複雑性が増すというマイナスのイメージがある。

 さらにSheffieldによると、同社は直接販売戦略から間接販売のパートナーチャネルに依存する形態へと移行する。多くの場合、これらの企業がソフトウェアやサービスを追加し、カスタマーにとってのハードウェアの利便性を高める。NECでは、これらのパートナーの多くがMicrosoft Exchange、ファイル、そしてプリント関連のソフトウェアを運用するサーバを重点的に取り扱うと見ている。

 Sheffieldはまた、従来のMicrosoftやIntelとの関係をさらに活用したいとも考えている。さらに、ストレージ専門ベンダーのNetwork Applianceには、現在の障害対応ハードウェアの取引に加え、自社製品と一緒にNEC製品を販売するよう働きかけていく。

 NECのマーケティングマネジャー、Rosie Dalombaによると、同社では遅くとも10月にはハイエンドのItaniumサーバを発売したいという。一方、フォールトトレラント型Itaniumサーバは2004年に発売の予定だという。

 Sheffieldはこれまで、IBMで28年間サービスやハードドライブの営業を担当した後、SGIではサーバの営業を行っていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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