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「中小企業向けにERPを売り込んでいく」---三菱電機インフォメーションシステムズ

2003/06/17 21:45
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 三菱電機インフォメーションシステムズは6月17日、SAPのERPパッケージ「R3」の導入支援テンプレート「MELEBUS」シリーズに、製造素材業向けの「MillProducts」と会計業務に特化した「acct」を追加すると発表した。

 ERPは企業の業態や導入目的によって、動作条件などのパラメータの設定内容が異なることから、同社ではすでに製造加工業・自動車部品メーカー・保守サービス業向けについてそれぞれERPテンプレートを販売している。今回の2製品は新たにユーザーから要望の高かった2分野について、機能強化を図った製品だという。同社第二事業本部ERP企画部 部長の藤本俊平氏によると「テンプレートの利用により、ERPの導入期間が3、4割削減される」という。

 MillProductsは紙やゴム、木材など製造素材業に特化したもの。製品を色や幅、長さ、厚さなど様々な特性に基づいて管理する業態に適しているという。藤本氏は「すでに数社からの引き合いがある」と話し、自信をうかがわせた。

三菱電機インフォメーションシステムズ第二事業本部ERP企画部 部長の藤本俊平氏

 acctは製造業の会計業務に特化したもの。藤本氏によると、「特に中小企業ではまず会計分野からERPを導入したいというニーズが高い」という。会計業務に特化したことで、それまでよりも「安く早く導入が可能になる」(藤本氏)としている。

 標準価格はそれぞれMillProductsが2000万円、acctが500万円。ただし、SAP R/3とmySAPソリューションを構成する製品群のライセンスや導入支援費用は含まれない。出荷は11月1日からとしている。

ERP事業は中小企業向けに注力

 会場では三菱電機インフォメーションシステムズ 第二事業本部 本部長の梶原良一氏が同社のERP事業について説明した。梶原氏はまずERP事業の売上規模が2001年度は50億円、2002年度が55億円であったことを紹介し、「ERP事業の売上規模はまだ小さいが、伸びという点では評価している」と話した。三菱電機内でSAP R3を導入した経験を生かして、主に製造業への導入を図っており、「製造業向けのERPパッケージでは確固たる地位を築いている」(梶原氏)という。

 今後は特に中小企業向けにERPパッケージを売り込む方針だ。梶原氏によると「大企業はすでにかなりの企業がERPを導入しており、ニーズが充足されている」という。そのため、特に売上規模が500億円以下の中小企業を柱に営業活動を進めていくとしている。

 現在同社ではERP事業のコンサルティング要員を年率10〜20%ずつ増やしており、売上高を2003年度には70億円(2002年度は55億円)、2004年には90億円に拡大していく計画とした。

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