エルピーダメモリ、256Mビット コンシューマSDRAMを製品化

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年06月16日 16時23分

 エルピーダメモリは、、デジタルスチルカメラ(DSC)やデジタルビデオカメラ(DVC)などコンシューマ用機器向けの、32ビットI/O対応の256MビットSDRAM、EDS2532/2732シリーズのサンプル出荷を開始した。同社が6月16日に明らかにしたもの。量産開始は2003年9月の予定。

 新製品では、JEDEC標準のEDS2532シリーズ(4Kロウアドレス)と、同シリーズに比べ動作時の消費電流を20%低減したEDS2732シリーズ(8Kロウアドレス)に、それぞれ動作電圧3.3V、2.5Vの2種類の製品を用意する。

 同製品の主な仕様は以下の通り。

  • 90ボール小型FBGAパッケージ、×32ビット構成。13.0mm×8.0mm×1.1mm
  • ×16ビット構成の128MビットSDRAMを2個搭載する場合に比べ、消費電力はおよそ半分で済む
  • 動作周波数166MHz(3.3V、CL=3)または133MHz(2.5V、CL=3)で動作可能
  • セルフリフレッシュ電流(Idd6)3mAを実現、ローパワー品では1mA
  • MCPへの対応を考慮し、エッジパッドを採用
  • 製造プロセスは0.11ミクロン
  • 動作温度範囲は摂氏0度〜70度

エルピーダメモリ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]