マイクロソフト、Webホスティング分野への取り組みを強化

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年05月29日 10時06分

 マイクロソフト(阿多親市社長)は5月28日、「Microsoft Windows Server 2003」ファミリを6月2日から提供開始するのにあわせ、同日から9月30日までの期間、「Windows Server 2003」を利用してホスティングサービスやASPサービスを提供する企業を対象に「Windows Server 2003 ホスティングキャンペーン」を実施すると発表した。

 また、ホスティングサービスのプラットフォーム向けに機能を特化した「Windows Server 2003,Web Edtion」も提供を予定しており、同社は今後、Webホスティング分野への取り組みを強化していく。

 このキャンペーンは、期間中に申し込みを行い、かつサービス プロバイダ ライセンス契約を締結した企業に対して、月次のライセンス料金を最大3か月間無料で提供するもの。

 キャンペーンに参加することで、ホスティングサービス事業者、コンテンツ配信代行業者、ASP事業者などは、サービス開始時のコストを低減し、「Windows Server 2003」ファミリの円滑な導入が可能になるとともに、柔軟なサービス提供が可能となる。

 また、「Windows Server 2003, Web Edtion」は、IIS6を利用したフロントエンドWebサーバーとしての機能、およびPOP3/SMTPを利用したメールサーバーとしての機能に特化し、Webサーバー、メールサーバーとして1台で同時に機能することが可能。これによってホスティングサービス事業者は、サーバーの増強時や専有型ホスティングのような各種サービスにおいて、低コストかつ柔軟なシステム構築・運用を行えるようになる。

マイクロソフト

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