ホライズン・デジタル・エンタープライズ、同社製サーバ用ウイルス対策ソフトを発売

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年05月27日 20時05分

 ホライズン・デジタル・エンタープライズは5月27日、ウイルス対策オプションソフトウェア、HDE Anti-Virus 3.0 for ServerおよびHDE Anti-Virus 3.0 for Gatewayを6月20日より販売すると発表した。両ソフトウェアを導入すると、サーバ設定/管理ソフトウェアHDE Controllerと、ファイルサーバ管理ソフトウェアHDE File Serverに、ウイルス検出/駆除機能を付加できる。

 HDE Anti-Virus 3.0 for Serverは、ファイルサーバやウェブサーバのコンテンツを定期的にチェックし、自動的にウイルスを駆除する。一方HDE Anti-Virus 3.0 for Gatewayは、メール送受信やウェブブラウジング、FTPによるファイル送受信時の通信内容をリアルタイムに監視し、ウイルスの検出と削除を行う。

 両ソフトウェアの主な特徴は以下の通り。

  • フィンランドF-SecureのAnti-Virusエンジンを採用する。比較的スペックの低いシステムでも実用的な性能を出せるという
  • ユーザーの指定した時間にインターネット経由でウイルスパターンファイルを自動更新する
  • HDE Controller/HDE File Server(HDE Anti-Virus 3.0 for Serverのみ)と操作インターフェースを統合し、サーバ管理とアンチウイルス設定を同じ管理画面から行える
  • HDE Anti-Virus 3.0 for Serverは、接続クライアント数が増えても追加ライセンス料は必要ない。既存のメールサーバやファイルサーバなどにインストールできるので、ウイルス対策用に別途サーバを用意しなくて済む
  • HDE Anti-Virus 3.0 for Gatewayの対応プロトコルは、HTTP、SMTP、POP、FTP

 HDE Anti-Virus 3.0 for Serverの価格は5万円。HDE Anti-Virus 3.0 for Gatewayの価格はユーザー数によって異なり、以下の通り。

 【HDE Anti-Virus 3.0 for Gateway】
・ 25ユーザー:11万7000円
・ 50ユーザー:17万1000円
・ 100ユーザー:24万6000円
・ 150ユーザー:35万6400円
・ 250ユーザー:49万5000円
・ 350ユーザー:62万円
・ 500ユーザー:79万円
・ 501ユーザー以上:別途問い合わせ

 また同社は、地方自治体向け特別パッケージとして、総合行政ネットワーク(LGWAN)接続ソフトウェアHDE Controller 3.0 LG Editionと、HDE Anti-Virus 3.0 for Gateway(25ユーザー版)をセットにした「LGWANセキュリティパック」も同時に発売する。通常価格は24万5000円だが、19万8000円で提供するという。

 なおHDE Anti-Virus for File Serverの旧バージョンのユーザーは、同社のウェブサイトでHDE Anti-Virus3.0 for Serverを無償ダウンロードできる。

ホライズン・デジタル・エンタープライズのプレスリリース

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