デル、「Red Hat Linux 9.0英語版」をプリインストールしたWSの新モデル

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年05月21日 10時10分

 デルコンピュータ(浜田 宏社長)は5月20日、ワークステーション製品「Precision Workstation」シリーズにおいて、「Red Hat Linux 9.0英語版」をプリインストールした新モデル「Precision Workstation 450n」および「Precision Workstation 650n」を6月5日から販売開始すると発表した。

 現在、教育市場では、Linux対応のワークステーションによるプログラムやアプリケーション開発の授業が組まれるなど、Linux搭載のワークステーションが導入されるケースが増加。また、官公庁や大企業においても、基幹系業務システムのOSとしてLinuxを採用する傾向が強まっているほか、UNIXの代替として、低コストでより導入しやすいLinux搭載のワークステーションへの移行が進んでいる。

 同社では、こうした動きに対応するため、今回、教育機関・官公庁の顧客向けに、同市場でのニーズの高いメインストリームモデルとハイエンドモデルにおいて、「Red Hat Linux 9.0英語版」をプリインストールした新モデルを販売することにした。

 「Precision Workstation 450n/650n」は、共通のアーキテクチャを採用し、

  1. デュアルプロセッサ対応の最新・最速「Xeon」
  2. 高速デュアルチャネル「DDR SDRAM」
  3. 「ATI FireGL X1 128MB DDRグラフィックスカード」

 ──などの最新のテクノロジーを搭載。「Red Hat Linux 9.0英語版」のプリインストールによって、安定性と信頼性が要求される基幹系業務開発や、プログラム/ソフトウェア開発などで高いパフォーマンスを必要とする教育機関・官公庁向けに特化した製品となっている。

 なお、他の同社製品と同様、独自のBTO方式を採用しており、プロセッサ、メモリ、ハードディスク容量、グラフィックスカードなどの各仕様のカスタマイズを可能にすることで、顧客の多様なニーズに対応していく。

デルコンピュータ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]