トレンドマイクロ、Linuxサーバ用ウイルス対策ソフトを7月に発売

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年05月14日 17時51分

 トレンドマイクロは5月14日、Linuxサーバ用ウイルス対策ソフトウェアServerProtect for Linux 1.2を2003年7月下旬に発売すると発表した。

 ServerProtect for Linuxは、リアルタイムでウイルス対策が可能なLinuxサーバ用ソフトウェア。ウイルスパターンファイル、検索エンジン、プログラムモジュールを、インターネット経由で自動アップデートできる。またLinux自体のセキュリティパッチやバグフィックスにより短期間に複数のカーネルがリリースされた場合でも、新しいカーネルに対応できるモジュールKHM(カーネルフッキングモジュール)を同社のウェブサイトで提供する。

 対応Linuxディストリビューションおよびカーネルは以下の通り。

  • Red Hat Linux 8.0(カーネル2.4.18-27.8.0)
  • Red Hat Linux 9(カーネル2.4.20-9)
  • Red Hat Enterprise Linux AS 2.1(カーネル2.4.9-e.16)

 パッケージ版の標準価格は1サーバ当たり15万5400円。1年間のサービスサポート利用権が付属する。継続してサポートを受けるには、1年ごとに契約更新が必要。更新料は標準価格の50%とする。クライアント版の価格は1クライアント当たり5180円で、20クライアントより提供する。

 なお2003年下半期で1億2000万円の受注を目標とする。

トレンドマイクロのプレスリリース

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