Hewlett-Packardは6日、米国で開催されるイベントで、大規模顧客をターゲットとしたハイエンド分野の戦略を発表する予定だ。この分野は1年前のCompaq Computerの買収で強化されることが期待されていた。同社は10月に終了する今会計年度で、この分野の黒字転換を狙っている。
今回の発表では、柔軟性のあるシステムの構築を実現する製品およびサービスが各種明らかにされる。HPに近い情報筋によると、この発表には、HPが「Self-Healing Services」と呼ぶ自己修復ソフトウェアや、リソースの使用状況を監視できるVSE(Virtual Server Environment)など、同社の提唱するアダプティブインフラストラクチャの中核となる製品が含まれるという。また、新しい広告キャンペーンも打ち出される予定だ。
先週、同社はサーバやストレージなどを扱うEnterprise Systems Groupの幹部の入れ替えなど体制強化を行っている。最新の四半期決算では、営業損失は8300万ドルで、前年同期の1億2900万ドルから改善した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する