Hewlett-Packard(HP)は5月1日、同社の中小企業向けPCおよびサーバの製品ラインアップを強化した。中小企業向け製品は単価が低いが、大きな可能性を秘めた市場として注目を集めている。今回発表されたのは、ノートPCのHP Compaq nx9010、PCサーバのHP Server tc2120とHP ProLiant ML300の3シリーズ。
HP Compaq nx9010は企業向けのカスタマイズ可能なノートPCで、15インチLCDを搭載した筐体に、Celeron 2GHz、256MBメモリ、30GBのHDD、CD-R/DVDコンボドライブの最低構成で1099ドルからとなっている。値段と機能でデスクトップの代替を狙っており、ちょうど先日IBMが発表したThinkPad G40に近い位置付けの製品だ。
一方、PCサーバのHP ProLiant ML300シリーズは幅広い製品構成を持っている。それぞれの最小構成価格は、Pentium4 2.53GHzのML310が1048ドル、Xeon 2.4GHzのML330が1129ドル。HP Server tc2120はシンプルな構成のベアボーンモデルで、Celeron 1.8GHz搭載時で499ドルからの価格となっている。いずれのサーバ製品も、低価格が今回の発表の最大の特徴だ。
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