マイクロソフト、車載端末用プラットフォームWindows Automotive 4.2を発表

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年04月28日 16時54分

 マイクロソフトは4月28日、車載情報端末用ソフトウェアプラットフォームWindows Automotive 4.2を5月2日より自動車メーカー、車載情報端末メーカー、車載情報端末開発者向けに出荷すると発表した。同プラットフォームはこれまでWindows CE for Automotiveと呼んでいたが、同バージョンから名称をWindows Automotiveに変更する。

 Windows Automotive 4.2は、組み込み機器向けOSのWindows CE .NETをベースとした車載情報端末向けソフトウェアプラットフォーム。同社の製品や技術と組み合わせることで、ドライバーは運転中にインターネットアクセス、天気やニュースなどの情報入手、位置情報サービスとの連携、音楽の再生などが行える。また取得した情報は、音声合成機能を使って読み上げさせることができる。

 そのほかの主な特徴は以下の通り。

  • 車載情報端末用のユーザーインターフェースAUI (Automotive User Interface)により、開発期間の短縮および高度なUI開発が可能
  • 高速な地図描画/起動、電源管理などを実現し、車載情報端末向け基本機能を装備
  • Internet Explorer 6相当のWebブラウザコンポーネントを備える
  • Windows CE用の統合開発環境Platform Builder、各プロセスおよびスレッドのCPU使用時間を解析するRemote Kernel Trackerなどのツールに対応する
  • .NET Compact FrameworkによるXML Webサービスの実現

マイクロソフトのプレスリリース

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