日立製作所 情報・通信グループ(古川一夫COE)は、電子申請/窓口基盤ソフト「アプリポーター」をベースに構築した簡易電子申請・届出受付システムを埼玉県に納入し、同県が「彩の国 電子申請サービス」を4月1日から開始したことを発表した。
「アプリポーター」は、日立の「電子自治体ソリューション」の中核製品で、総務省のガイドラインに準拠した電子申請システムや電子窓口システムをスピーディかつ低コストで構築可能なソフトウェア。
安心できる行政サービスをネットワーク上で提供するために必要な認証やセキュリティなどの共通機能を一括搭載しているため、自治体は、アプリケーションごとのセキュリティ基盤部分の開発が不要となり、開発コストの削減およびシステム構築の迅速化を図ることができる。また、文書管理システムなどの業務システムとの連携や他の自治体との共同利用にも柔軟に対応することがで きる。
「彩の国 電子申請サービス」は、埼玉県が電子県庁の整備を進めるなかで、住民と行政をつなぐ重要なサービスとして位置づけているもので、住民の利便性向上を目的に、各種の申請・届出・アンケートなどを、パソコンや携帯電話などからインターネットを利用して24時間受付けるサービス。
今回、日立のシステムを採用したのは、
──などの点を評価したため。
同システムを導入することで、県職員は、項目を選択するだけの簡単な操作 で各種申請画面の作成を行うことが可能となる。これによって、容易に申請メ ニューの追加を行うなど、迅速な住民サービスを実施することができる。
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