インドにコールセンター施設を持つITサービス企業のiSevaは4月9日、米国本土にも拠点を設ける予定があることを発表した。同社は米テキサス州に本部を置き、インドに500席規模のコールセンター施設を構え、米国を中心とした企業のアウトソーシングを受け持っている。今回、500万ドルの追加投資でインドのコールセンター施設をさらに500席分拡張しつつ、さらに1000万ドルの投資で、米国本土内にも1000席分の施設を新たに設置する予定だという。同社副社長のGagan Sharmaによれば、「顧客は海外拠点だけでなく、米国内拠点をも組み合わせたソリューションを求めている。これにより、災害時などに拠点が遠いことに不安を覚える顧客の要望を満たせるようになる」と今回の拡張計画の意図を説明する。
現在IT業界では、アウトソーシングサービスの海外拠点への移行が進みつつある。現在はインドなどが中心だが、今後は中国や東ヨーロッパなどの地域へも拡大が起こるとみられている。
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