Oracleは4月7日、米国運輸保安局(Transportation Security Administration:TSA)に対して同社のデータベース製品などを供給する契約を結んだと発表した。TSAは、2001年9月11日のテロ事件を契機に、2002年に移民局など各行政機関をまとめて発足された国土安全省の一部門であり、空港やその他公共交通機関での監視業務などを担当する。
今回の契約で、Oracleは同社データベースならびに、アプリケーションサーバ、一般からの問い合わせなどをコールセンターで処理するためのCRM(Customer Relationship Management)ソフトウェアの提供を行う。Oracleによれば、この取引はTSAとUnisysの間で結ばれた10億ドル規模のシステム構築プロジェクトの一部だという。
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