アドビ システムズは4月7日、電子フォームや文書の作成を支援する企業向けソリューション「Adobe Output Designer 5.5 日本語版」「Adobe Central Pro Output Server 5.5 日本語版」「Adobe Output Pak 5.5 for mySAP.com 日本語版」の出荷を、4月14日から開始すると発表した。
これらの3製品は、アドビが2002年4月に買収したカナダAccelioのソリューション。同社はこれまで「Adobe Accelio」のブランドで販売を行ってきたが、アドビ製品としての統一を図るため、名称変更を行った。
「Adobe Output Designer 5.5日本語版(旧称Adobe Accelio Present Output Designer)」は、Adobe Central Pro Output Server 5.5日本語版およびAdobe Output Pak 5.5 for mySAP.com日本語版で使用するフォーム設計ツール。スキャナで取り込んだ複雑なレイアウトの紙文書を、同等のレイアウトをもつ電子文書として容易に再現できる。さらに、罫線、バーコード、ロゴなどを取り込んだフォームを設計でき、「プレプリントフォームの削減や既存の帳票の電子化を推進することが可能」(アドビ システムズ)
「Adobe Central Pro Output Server 5.5日本語版(旧称Adobe Accelio Present Central Pro)」は管理サーバソフトウェア。ERPやCRMなどの基幹システムからXML、CSV、プレーンテキストなど、さまざまな形式のデータを抽出し、Adobe Output Designerで設計したフォームと連結してアウトプットを実現するプロセスを管理する。
「Adobe Output Pak 5.5 for mySAP.com日本語版(旧称Adobe Accelio Present Output Pak for mySAP.com)」は、mySAP Business Suite導入企業向けの統合アウトプットソリューション。Adobe Central Pro Output Serverをベースに、mySAP Business Suiteとの連携に必要なモジュールを追加している。mySAP Business Suiteからのデータ抽出やフォーム出力を容易にし、mySAP Business Suiteの導入効果を高める。
アドビ システムズのプレスリリース
Adobe Output Designer 5.5日本語版について
Adobe Central Pro Output Server 5.5日本語版について
Adobe Output Pak 5.5 for mySAP.com日本語版について
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