日立システムアンドサービス(名内泰藏社長)とミラクル・リナックス(藤城 薫社長)は、MIRACLE LINUX上におけるLinux HAクラスタソフトウェア製品「CLUSTERPRO」とOracleデータベースを組み合わせたミッションクリティカル向けのソリューションを共同で展開することを発表した。
今回の提携によって、日立システムは、サーバーLinux OS製品である「MIRACLE LINUX Standard Edition」と「ClUSTERPRO for Linux」、さらにOracle製品を組み合わせ、「HA8000」シリーズを始めとするIAサーバーまで含めたワンストップでのサポートソリューションを提案していく。
Oracleデータベースを活用したミッションクリティカルな事例において多くの構築実績をもつ日立システムが、IAサーバー上のLinux OSのなかでも業務向け実績の多い「MIRACLE LINUX」に「CLUSTERPRO」を組み合わせることで、Linux業務システムにおいても24時間365日のセキュリティを確保したシステム構築を実現する。
一方、ミラクル・リナックスは、IAサーバー上でのLinux OSとの組み合わせによって発生するクリティカルな問題の早期解決に向け、日立システムに対して充実したバックエンドサポートを提供するほか、「CLUSTERPRO」と各社のIAサーバー群を組み合わせた技術情報の継続的な提供およびサポートを行っていく。
また、両社は今後、ミッションクリティカル市場において「MIRACLE LINUX」を活用したソリューションを推進し、Oracle製品群やクラスタ技術のほか、ソリッドステートドライブ製品「QikData」やバックアップソフト製品「NetVault」を活用したシステム提案も共同展開していく方針。
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