CAC、02年12月期決算は増収するも、経常利益は21.7%減

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年02月17日 10時11分

 シーエーシー(CAC、光山治雄社長)が2月14日に発表した2002年12月期(2002年1月1日−12月31日)の連結業績は、売上高が前年比6%増の374億1000万円、営業利益が同20.9%減の23億3200万円、経常利益が同21.7%減の22億6200万円と、増収減益の結果となった。

 製薬業向けなどの主要分野以外の売り上げが伸び、増収となったが、他社との競争激化や稼働率の低下が響き、減益となった。

 セグメント別では、システム構築サービスが売上高、前年比3.7%増の237億9700万円、システム運用管理サービスが同10.2%増の136億1200万円となった。業種別では、金融業向け分野が同8.8%減の125億4900万円、製造業向け分野が同8.4%増の150億800万円、その他が同28.2%増の98億5100万円となった。

 光山社長は、「新規案件の先送り傾向が強く、後半は巻き返したが、前半はこれが大きく響いた。今期は積極的なアライアンス展開、グループ各社との連携強化による収益構造の見直しを図り、業績拡大に力を尽くす」と語った。

 今期の見通しは、売上高が420億円、経常利益が28億9000万円、純利益が12億3000万円としている。

シーエーシー

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