シャープは2月13日、デジタルカラー複合機「AR-C260シリーズ」に対応した、データセキュリティキット「AR-FR7」を2月25日から発売すると発表した。デジタルカラー複合機本体に装着することで、ハードディスク装置やRAMメモリーに残った電子データを自動的に消去する。企業や官公庁など機密性の高い文書データを扱う団体に向ける。
デジタル複合機では、コピー、印刷、ファクスの送受信、スキャンなどを行った後、電子データがハードディスク装置やRAMメモリー内に残ってしまう。こうした残存データは人為的に取り出すことができるため、データが漏洩する可能性がある。
なお、同社はデジタル複合機/プリンタに対応した電子データ消去キットを販売しているが、今回販売するAR-FR7は、「業界で初めてデジタルフルカラー複合機に対応する製品となる」(シャープ)。
AR-FR7の価格は、15万3000円。月間100台を生産する予定。AR-FR7が対応するデジタルカラー複合機は、AR-C260S、AR-C260F、AR-C260M、AR-C260FP。
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