サイベース(本社:東京都千代田区)は2月10日、米Sybaseが企業向け統合ソリューションの供給に関して、米BearingPointと世界規模の戦略的提携を結んだと発表した。
BearingPointの旧社名はKPMG Consulting。コンサルティング/システムインテグレーションを手がけている。
提携内容は、製品の共同開発、マーケティング、販売など多岐にわたる。Sybaseでは、とりわけ医療や金融サービス業界に焦点を当てると説明する。「医療や金融サービの企業が、既存の技術投資と業界に合ったソリューションを活用し、収益向上を達成できるようにする」(Sybase)
両社は医療向けソリューションとCRMソリューションに注力する。医療分野において両社はこれまで、請求処理、資格認定、登録処理など、米HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act)法準拠のソリューションで協力体制を敷いているが、これをさらに推し進める。
CRMでは、Sybaseのリレーショナルデータベース、Adaptive Server Enterprise(ASE12.5)やエンタープライズ・アプリケーション統合(EAI)技術と、米PeopleSoftのCRMアプリケーションを組み合わせる。これにBearingPointの実装方式を用い、CRMプロセスの統合、移行、更新を行う。
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