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大塚商会、02年度12月期決算は「微減収増益」に

2003/02/10 10:11
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 大塚商会(大塚裕司社長)は、2002年12月期の決算を発表、売上高は対前年同期比1.2%減の3242億8800万円、営業利益は2.3%減の79億9000万円、経常利益は1.3%増の77億6600万円、当期純利益は5.0%減の24億500万円となった。

 大塚社長は、「目標に対しても、売上高は計画比98.2%、営業利益93.7%、経常利益は94.3%、当期利益88.1%と目標達成を実現することができなかった。下期の7−12月は増収増益を実現することができたものの、上期、特に3月の期末需要が大企業を中心に買い控えが進み、下期でそれをカバーする計画であったものの、それを実現することができなかった」と、今年度の状況を説明した。

 セグメント別では、SI事業が4.7%減の2196億9000万円、S&S事業が7.3%増の1033億7900万円で初の1000億円突破を実現、その他が2.7%減の12億1900万円となった。

 単体売り上げは対前年同期比1.8%減の2981億9800万円、営業利益は5.2%減の71億7900万円、経常利益が3.8%減の71億9400万円、当期利益が9.4%減の22億5900万円となった。セグメント別ではSI事業が1986億3400万円、S&S事業が995億6300万円で、「S&S事業が前年を上回る傾向を示しており、よい傾向となっている」とした。

 重点戦略の概況としては、単体事業でWeb事業が87.4%増の239億8500万円、ODS21が58.7%増の138億5500万円、SMILEが1.7%増の176億3200万円、MRO事業が18.3%増の312億2100万円、セキュリティが78.8%増の50億700万円、複写機がマイナス2.8%の2万6240台、サーバーが1.4%増の1万8500台、パソコンがマイナス7.6%の38万8296台となった。

 「複写機はマイナスとなっているものの、内訳を見るとカラーコピー機が好調で、対前年同期比39.4%増の8270台となった。2001年12月期の比率が13%だったのに対し、2002年12月時点では16.6%へと拡大。白黒コピー機に比べ、サプライおよび本体の価格が高く、IT関連はデフレ商品がほとんどなのに対し、カラーコピー機はインフレ商品であり、この好調さは歓迎すべきことだと考えている。SMILEについては、一昨年にOEM500本をカウントしているため、それを除いた場合の実質伸長率は2.2%増となる。パソコンの落ち込みが激しいのは、αランドの閉鎖の影響で1万6000台ほどが減少したため」(大塚社長)

 MROビジネスのなかでは、たのめーる事業が急速に成長。たのめーる事業は106.7%増となった。

 αランドの店舗数は、2000年度は9店舗、2001年度は5店舗、2002年度は3店舗と年々減少傾向にあるが、「地方展開の広告塔としての役割を担いスタートした事業だが、当初の目的を達したということと、昨年度で11億円の赤字となっている点の改善が見込めないことから、現在ある3店舗についても閉鎖を行う。コンシューマ事業はウェブ通販に絞り込む」と、現在ある3店舗についても閉鎖することを発表した。

 2003年12月期の決算予想としては、売上高は4.4%増の3385億円、営業利益は10.1%増の88億円、経常利益は10.1%増の85億5000万円、当期利益はマイナス8.5%の22億円とした。

 「IT減税の影響などもあり、若干改善要因もあるものの、依然として外部環境は厳しいだろう。だが、企業としての責任である増収増益はなんとか努力し、実現したい」と増収増益に意欲を見せた。

 重点事業の見通しとしては、Web事業は72.2%増の413億円、ODS21は42.9%の198億円、SMILEは9.5%増の193億円、MRO事業は28.1%増の400億円、セキュリティ事業は50.4%増の75億3000万円、複写機は5.2%増の2万7600台、うりカラー機は60.8%増の1万3300台、サーバーは2.7%増の1万9000台、パソコンは4.5%減の37万1000台を見込んでいる。

 このうちパソコンの台数減少は、「夏に閉鎖するαランドを影響でマイナスとなるが、それを除くとほぼ前年イーブンという状況となる」と説明している。

大塚商会


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