米Hewlett-Packard(HP)と米IBMは米国時間1月20日に、それぞれ新しいサーバーを発表した。HPが明らかにしたのは、米Intel製プロセッサーを4個搭載したブレードサーバーHP ProLiant BL40pで、3月11日より注文を受け付ける。一方IBMは、eServer iSeriesの新モデルを2月21日に販売を開始する予定だ。
HPのIndustry Standard Serverグループ、プラットフォーム部門バイスプレジデントのJames Moutonによると、「BL40pシステムは、幅19インチ(約48cm)、高さ10.5インチ(約27cm)のきょう体に2台格納可能。プロセッサーを2個搭載したBL20pブレードサーバーの場合、同様のきょう体に8台格納できる」という。
HP ProLiant BL40pはIntelのXeon MPプロセッサー(開発コード名Gallatin)を搭載し、高速接続技術Fibre Channelをサポートする。価格は8999ドルから。また同社は、HP ProLiant BL20pとHP ProLiant BL10eの新モデルも発表した。HP ProLiant BL20pの新モデルはこれまでのPentium III Xeonプロセッサーに代え、Pentium 4ベースのXeonプロセッサーを搭載する。価格は3399ドルから。HP ProLiant BL10eの新モデルでは、Pentium IIIプロセッサーの動作周波数を900MHzに引き上げた。価格は1859ドルから。IBMが発表したeServer iSeriesの新モデル、i825とi870は、POWER4プロセッサーを搭載する。オンデマンドで直ちにプロセッサーを追加/停止できるOn/Off Capacity Upgrade on Demand機能を備える。同機能はこれまで、eServer iSeriesの最上位モデルi890のみで提供していたもの。8〜16ウェイのi870の価格は、55万ドルから。3〜6ウェイのi825は12万5000ドルから。
またIBMは、ローエンドモデルとして、シングルプロセッサーのi800とi810も発表した。価格はそれぞれ、1万ドルと2万2000ドルから。さらに同社は、eコマースソフトウエアWebSphere、データベースソフトウエアDB2、管理ソフトウエアTivoliなどをあらかじめシステムにインストールして提供するプログラムも開始した。「個別にソフトウエアを購入するより、大幅にコストを削減できる」(IBM)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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