新しいTouch Coverを実際に使ってみると、より速いタイピングが可能になった感じがした。特にすばやくタイプしたときの遅延が少なく、精度がアップしているのが分かる。
独立型のキーをフル装備するキーボードを搭載したType Coverも薄型化されており、引き続きSurfaceで最も人気のある機能の1つとなっている。Microsoftはバッテリを内蔵する別の種類も披露した。このキーボードカバーは、標準のType Coverよりもごくわずかに厚くなっているが、本体に内蔵のバッテリとキーボードに搭載されたもう1つのバッテリを組み合わせることで、システムがさらに長時間作動することを可能にしている。これは、いくつかのWindow 8搭載のノートPCとタブレットのハイブリッド端末で既に採用されているアイデアだ。
キーボードカバー用のBluetoothアダプタも現在開発されている(そう、アクセサリ用のアクセサリだ)。これをキーボードの上部に取り付ければ、Bluetoothキーボードとして、本体から離して使えるようになる。
Touch CoverとType Coverの両方にバックライトが搭載された。特に、タブレットのように、頻繁に持ち運ぶことを想定したシステムでは、バックライト搭載のキーボードは実用的な面から必要とされる。薄暗いコーヒーショップや飛行機の中、会議室で使うことが多いからだ。
唯一の大きな欠点は、スタート価格が449ドルのSurface 2にはキーボードカバーが付属しておらず、高価な拡張アクセサリのままだということだ。
公式発表に先だってSurface 2とSurface Pro 2を実際に使ってみたところでは、どちらも以前見たことがある製品の控えめな改良バージョンという印象を受けた。ただしSurface 2の新しい薄型化された本体は、バージョン2.0という感じが前面に出ている。
Surface 2とSurface Pro 2はいずれも、米国時間10月22日から発売の予定だ。Windows RTを搭載するSurface 2の価格は449ドルから。ただし、旧モデルのSurface RTも349ドルで引き続き提供される予定だ。Surface Pro 2の価格は(初代Surface Proと同様に)899ドルからだが、内部ストレージは512GバイトのSSDにアップグレードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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