ソーシャルメディアでシェアしてはいけないもの--トラブルを避けるためのヒント

Danny Sullivan (Special to CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年08月03日 07時30分

 このコラムのテーマは「テクノロジにおける一般常識」だ。そのため筆者はこのテーマについて、ソーシャルメディアでのシェアという観点から取り上げようと考えた。個人によるシェアに関して言えば、常識や礼儀、マナーが欠如している例を時折見かける。この問題について、「してはいけないこと」のリストを考えよう。

 以下のアドバイスのいくつかは、筆者が個人的に実践しようとしているものだ。筆者はソーシャルメディアでシェアするのが好きだが、同時にほかの人のプライバシーに気を配るようにしている。アドバイスの中には、ほかの人から教えてもらったものもある。まさにソーシャルメディアを通じて、だ。

 これらのアドバイスは、ソーシャルメディアサイトにおいて、ビジネス目的ではなく、個人のアカウントでシェアを行う人を対象としている。しかし企業のアカウントを運営する人にとっても、このヒントのいくつかは有益かもしれない。

  • ほかの人が写っている写真は、その人にシェアしても良いかどうかを確認した場合、あるいはその人にとって本当に問題ないことが分かっている場合以外は、シェアしないこと。特に公的な集まりの写真ではない場合には、それが礼儀というものだ。
  • 子どもの写真は、両親が問題ないと言っていた場合、また、子ども自身がシェアしても良いと言える年齢に達している場合以外は、決してシェアしないこと(ここで筆者が念頭に置いているのはティーンエイジャーで、彼らは自分に尋ねてもらいたがるかもしれない)。これと関連するが、確認を取らないままに、子どもの名前を投稿してはいけない。
  • 自分の子どもの学校にチェックインしないこと。子どもがどこの学校に通っているか、世界中に知られても本当に構わないというなら別だが、あなたはそうしたいだろうか。学校行事の写真をシェアする時に、位置情報を写真に添える必要はない。
  • 自分の家にチェックインしないこと。自分の家の住所を世界中に知られる可能性があっても構わないというなら別だが。
  • ほかの人の家に断りなしにチェックインしないこと。
  • ほかの人をイベントや場所に断りなしにチェックインしないこと。

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