Hall氏は、このシステムにより、ユーザーは似たようなサイト、リンクのまとまりをグループ化するようになっていくと述べる。「20のサイトにアクセスするユーザーが、それらのサイトを固定するようになれば、論理的なグループ化ができる。そのため、例えばMSNで調べものをしているとき、論理的にグループ化された10のリンクがあれば、これらが新しいブラウジングセクションの邪魔になることはない」
しかしその原則は、ユーザーが固定したサイトが増えていっても当てはまるのだろうか。ベータ版でのユーザー行動からは、そのことが問題になるという証拠は出ていない。Hall氏は「大多数のユーザーはサイトを10以上固定することはないと思う」と述べている。10以上のサイトを固定したい場合は、Windowsのタスクバーの高さ(または幅)を2倍か3倍にして、多くのサイトを固定できるようにするだけでいいという。
「サイトの固定機能に対応したサイトが増えれば、サイトを固定したいと思うユーザーも増えることがお分かりいただけると思う。もしかすると多くの人がタスクバーの高さを2倍にするかもしれないが、そのような問題ならむしろ歓迎だ」(Hall氏)
Microsoftは2月には入り、IE9の最初(でおそらく唯一)のリリース候補版を発表した。しかし、正式版をいつごろ展開する予定かについては語っていない。IE9は引き続き、同社のWindows OSの最新バージョンWindows 7(32ビットWindows 7および64ビットWindows 7)と、「Windows Vista」(32ビットWindows Vistaおよび64ビットWindows Vista)のユーザーのみが利用できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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