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「Google Chrome」安定版は6週間毎のリリースへ--その理由とユーザーへの影響
車両数が少なくて発車本数が多い列車と、車両数が多くて発車本数が少ない列車では、どちらがいいだろうか。
早い段階で製品をリリースし、頻繁に更新するというGoogleのプログラマーの哲学を考えると、Googleが発車本数の多さを優先しているのは明らかだ。したがって、Googleが米国時間7月22日、同社の「Google Chrome」ブラウザのリリースサイクルを速めると発表したことも、意外なことではない。
Chrome担当プログラムマネージャーであるAnthony LaForge氏によると、現在、Chromeの安定版は約3カ月に1回の頻度でアップデートされているが、Googleはこの頻度を2倍に増やしたいという。
「従来のモデルでは、機能が未完成の状態で期限を迎えるとき、われわれには以下の3つの選択肢があったが、それらはすべて望ましくないものだった。(1)エンジニアは未完成の機能を期限までに完成させるために、作業のペースを上げたり、残業をしたりしなければならなかった。(2)その機能を完成させるために、リリースを延期した(ほかの無関係の機能にも影響を及ぼした)。(3)その機能は無効にされ、約3カ月後の次のリリースまで実装が延期された。今回の新しいスケジュールの下では、特定の機能が未完成の場合、完成した段階で次のリリースに実装するだけだ」(LaForge氏)
そのため、例えば「Google Chrome 6」から「Google Chrome 7」まで延期された印刷プレビューなどの一部機能が、予想より早くメインストリームのChromeユーザーに提供される可能性がある。
ブラウザ分野のライバルMozilla Foundationも同様に、リリースの頻度を上げることを検討している。ただし、MozillaはChromeのようにリリース頻度を2倍にするのではなく、新機能を小出しにして公開の頻度を上げるつもりだ。
何十年も前から、配布というのはソフトウェア業界にとって難しい問題だった。AT&Tとカリフォルニア大学バークレー校のUNIXプログラマーは、郵送でテープをやり取りしていた。パーソナルコンピュータが普及すると、フロッピーディスクやCDも郵送されるようになった。そうした時代に登場したソフトウェア(「Microsoft Office」「Adobe Photoshop」「Civilization」)は、メジャーアップデートの間隔が何年間も開く傾向がある。
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