ソフトバンクモバイルら、ポスターから情報を読みとる「スマートポスター」の実証実験を開始

松田真理(マイカ)2008年09月02日 15時34分

 ソフトバンクモバイル、NTTデータ、日立製作所、ジェムアルトの4社は9月2日より、NFC(Near Field Communication=近距離無線通信)技術に対応した携帯電話(NFCケータイ)を用いた「スマートポスター」システムの実証実験を開始すると発表した。日本で初めてのフィールド実証実験になるという。

 スマートポスターシステムとは、NFC技術に対応したICタグを貼り付けたポスターに、NFCケータイをかざすと、ICタグから情報を読み取って、携帯電話の画面などに表示できるシステム。

 この実験では、NTTデータ、ジェムアルトが開発したシステム用スマートポスターアプリケーションソフトウェアをNFCケータイに搭載する。千葉県の複合型商業施設に設置したディズニー映画「ウォーリー」「ティンカー・ベル」のポスターなど、ICタグを貼り付けたスマートポスターに携帯電話をかざすと、映画に関連した静止画、動画などが閲覧できる。

 また、日立製作所が開発したTV向け映像配信サービスによって、ハイビジョンテレビの大画面で「ウォーリー」の予告編を見ることも可能だ。

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