テルアビブ発--ネットワーク機器メーカーCisco Systemsの最高経営責任者(CEO)であるJohn Chambers氏は現地時間1月29日、サービスプロバイダーは今後10年間にわたって引き続きネットワークをアップグレードおよび増設していくだろうと述べた。
Chambers氏は当地の記者会見で、あらゆる大手サービスプロバイダーは、次世代ネットワークがインターネットプロトコル(IP)に基づくものになるかどうかを検討している段階だと述べた。次世代ネットワークは共通のアーキテクチャやオープンな規格から離れてデータ共有、音声、ビデオ、ワイヤレスを扱うようになると見られる。
Chambers氏は「わたしは現在の世代のネットワーク増設が今後10年間は続くと見ている」と言う。「ビデオの負荷が現在のネットワーク増設を推進している原動力であるが、それは単なるビデオ娯楽やYouTube的な利用法ではなく非常に高度なテレビ会議を実現するような能力を指す」(Chambers氏)
Chambers氏は、Ciscoでは次世代ネットワークの需要に対応するためにネットワークの負荷が毎年500%の割合で増加していると言う。
「1つの国や地域に同時に事業を展開している大手のサービスプロバイダーが少なくとも2〜3社存在する限りは、それらの会社は引き続きネットワークを増設していくことになるだろう。当社ははっきりとこれに賭けているが、それは1年や2年前に始まったことではない。6〜7年前に当社がR&D投資の50%近くをサービスプロバイダーに投下していたのは確かだ」(Chambers氏)
Chambers氏は、経済開発を目的とした2つのプロジェクトに250万ドルを寄付する目的でイスラエルに滞在していた。
インターネットトラフィックを誘導するルータやスイッチといった機器のトップメーカーであるCiscoは、イスラエルでは過去10年間で最も活動的な多国籍企業の1つであり、10億ドル以上を投じて9社のハイテク企業を買収している。
Chambers氏は「わたしは今後も当地で企業の買収を続けていくつもりだ」と述べ、Ciscoが米国を除けばイスラエルで最も多くの企業を買収している事実に触れた。「イスラエルのみなさんは今後も当社がこの国で非常に積極的に活動する姿を目にするだろう。この国ではあらゆる分野で多くの技術革新が起こっている」(Chambers氏)
Chambers氏は、Ciscoはベンチャー投資家ともにイスラエルの16の企業に投資していると述べている。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ
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