永井美智子(編集部)、南謙治
2007/09/26 11:07
KDDIはau design projectの第7弾モデルとして、「INFOBAR 2」を11月下旬に販売する。2003年に発売された初代の形を継承しつつ、有機ELディスプレイを搭載しワンセグが視聴できるようになるなど、機能面で進化を遂げている。価格は2万円前後となる見込み。
INFOBAR 2のプロダクトデザインを手がけた深澤氏。初代「INFOBAR」「neon」も手がけているデザイナーは、「au design project」の第1弾である初代「INFOBAR」を手がけ、携帯電話デザインについて業界に衝撃を与えた深澤直人氏。この初代INFOBARが4年の歳月をかけ、大きく進化したのだ。初代の発売後すぐに2代目の案は出てきたとのことだが、誰が見ても進化しているということが分かるような携帯電話にするために4年という時間がかかったのだ。深澤氏は「携帯電話はコミュニケーションツールとしてスタンダードになっています。その中で適正な形を出していくことがデザイナーとしての使命です」と説明した。
誰が使っても使いやすい。それでいて先進性がある。それがINFOBAR 2の開発コンセプトだ。メニュー画面も深澤氏が手がけているが、使いやすさに徹底した作りになっている。その結果、シンプルなアイコンを使ったタイル状のメニューとなった。最近のメニュー画面は、飾り立てて派手に見せることがトレンドとなっているが、それでは慣れていないユーザーは混乱してしまう。そういう遊びの部分は排除して、見てすぐにオリジナルの機能が分かるようにしたのだ。
INFOBAR 2は、四角い飴が口の中で溶けて、丸みを帯び始めたようなかたちにしたとのこと。この溶けた飴を端的に表現したのが「SILVER」だ。このほか、マットな手触りが新鮮な「MIDORI」、温かみのあるシックなタイルパターンを持つ「WARM GRAY」、初代INFOBARで人気だった「NISHIKIGOI」の全4色で展開する。
左からSILVER、MIDORI、NISHIKIGOI、WARM GRAY有機ELディスプレイ、ワンセグ、EZ FeliCa、PCサイトビューアーなど最新の機能はほぼすべて盛り込んだ。初代INFOBARでは部品の大きさなどの制約から一世代前の機能しか盛り込めなかったが、今回は最新機能を盛り込んで進化をアピールしている。
au夏モデルから実施しているコラボレーション企画をINFOBAR 2でも展開。今回はかばんメーカーであるエースのブランド「ACE 60」とのコラボレーションにより、INFOBAR 2専用ケース「ACE 60 キャリングケース」をモバイルサイト「mobile fashion」で販売する。溶けた飴というデザインコンセプトから誕生した、食べ物のパッケージを思わせるヌメ革のキャリングケースだ。
ACE 60 キャリングケースレッド、ブラック、ホワイト、シルバー、ゴールドの5色で展開。ケースには裏側にスピーカー用の穴が、表側には3の数字キーが見える四角い切抜きがある。実はACE 60の各デザイナーは背番号を持っていて、今回のデザイナーは3番ということで、3の数字キーが見えるのだ。また、切抜きの下には08の文字が。これは3番のデザイナーの8番目の作品ということらしい。遊び心を持たせたデザインとなっている。
INFOBAR 2の仕様は以下の通り。
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