最終更新時刻:2009年7月10日(金) 13時07分

きょうから番号ポータビリティ 準備万端、いざ決戦

FujiSankei Business i.

2006/10/24 09:30  

 ■三つどもえ 最後のPR

 携帯の電話会社を変えても従来の番号がそのまま使える番号ポータビリティ制度の解禁前夜の23日、携帯3社は都内各地でイベントなどを開き、24日の本番を前に早くも火花を散らした。

 ≪総合力強調≫

 最大手のNTTドコモは同日夕、東京都渋谷区にあるNTTドコモ代々木ビルの壁面に、キノコをモチーフにしたキャラクター「ドコモだけ」を使った巨大な広告をライトアップで浮かび上がらせた。広告の点灯式には、ドコモの中村維夫社長とCMに起用するタレントの貫地谷(かんじや)しほりさんも出席。点灯式後には小雨の降る街頭に出陣し、ビラなどを配布した。

 ドコモは「買って一番損をしない携帯」と総合力を強調。顧客のつなぎとめを図り、猛追するライバル2社のシェア奪取を阻む構えだ。

 ≪音楽に強み≫

 これに対し、携帯電話サービス「au」を展開するKDDIは、CMに起用するタレントの速水もこみちさんの等身大のフィギュア(人形)を31体制作。フィギュアが全国を行脚するイベントキャラバンを実施することにしており、23日には出発式を東京・原宿のラフォーレ原宿で開いた。

 出発式に出席した速水さんは、「使っていない人は、MNPでauに乗り換えよう」と、PRした。シェア奪取に攻勢を強めるauは、他社に先行する音楽面で音質を向上させた機種を前面に打ち出す戦略だ。

 ソフトバンクも、ヤフーとの連携によるインターネット環境のよさをアピールし、シェアアップを狙っている。

 携帯帯各社は、制度開始を格好の商機ととらえ、大量の高性能機種を投入。シェアトップのNTTドコモを「au」のKDDIとソフトバンクが追う構図で、三つどもえの激しい争いが展開されそうだ。

 制度を利用するには、現在契約している会社から予約番号をもらい、新たな会社の契約窓口に持ち込む。手数料は5000円前後かかる。メールアドレスや獲得ポイントなどは引き継げないほか、長期契約を前提とした割引契約を結んでいる場合は、違約金が発生することもある。クレジット決済サービスの一部も継続できない。また、移転には新しい機種を購入する必要がある。

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