永井美智子(編集部)
2005/06/23 21:00
ISP事業のSo-netを展開するソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は6月23日、イー・アクセスのインフラを使って携帯電話事業に参入することを検討すると発表した。SCNがイー・アクセスの携帯電話通信設備を使って事業を行えるように、両社が共同で検討することに合意したものだ。
イー・アクセスは総務省が携帯電話事業に新規参入する事業者向けに用意した1.7GHz帯を使って、2007年3月までに携帯電話事業を開始する計画を立てている。NTTドコモやボーダフォンと同じW-CDMA方式、および下り最大14.4MbpsのHSDPA方式を使った携帯電話サービスを提供する方針だ。
SCNでは携帯電話の高速化によって映像や音楽などのコンテンツ配信が進むほか、新しいコミュニケーションサービスが展開できるようになると見ている。イー・アクセスの通信インフラを利用するMVNO事業者となることで、既存のブロードバンドアクセス網とモバイルブロードバンドを融合させたFMC(Fixed Mobile Convergence)事業が提供可能になると判断したようだ。
イー・アクセスの通信網を利用した事業の検討を開始した企業としては、これまでニフティ、トーカイ・ブロードバンド・コミュニケーションズとTOKAIがある。イー・アクセスはすでに顧客基盤を持つISPと組むことで、携帯電話事業の早期立ち上げを目指す考えだ。

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